33−4って何？ネットでよく使われる野球のスラングの意味は？

先日阪神電車公式の

昨日の投稿について、フォロワーの方に
不快な思いをさせる内容であったため削除いたしました。
大変申し訳ございませんでした。

— 阪神電車【公式】（阪神電気鉄道） (@hanshin_pr) 2021年3月5日

こんな投稿が話題になっていました。

なんで炎上してしまったのかと言うと…

削除された阪神電鉄のツイートは、

「今日は令和3年3月4日なんですね。そうだすか、特に意味はないんですが、昨日だったら333だったわけですね。今日だと。。。いえ、何もありません」（原文ママ）
というものだった。

阪神電鉄「33-4」自虐ツイートで謝罪 「フォロワーを不快にさせる内容だった」: J-CAST ニュース

ここで”煽り”だと炎上してしまったのは、2005年の日本シリーズに遡ります。
阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズが対戦した日本シリーズで阪神は4連敗を喫し、その4試合合計の得点差が「33−4」だったというわけです。

為す術もなく破れた姿をこうした表現で揶揄する行動は、2020年の巨人と福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでも見られました。

こうしたプロ野球にちなんだネットのスラングを集めてみました。

▼阪神タイガースに関係の深いネットスラングが興味深い…

「あかん、優勝してしまう」は2021年によく見かけるかも…
阪神タイガースの2020年オフの補強が韓国球界で実績のある投手と野手を獲得したり、4球団競合のドラフト1位指名権獲得に成功するなど、優勝への期待を抱かせるものだったことからファンの間で多用されていましたが、それ以前からも弱小球団が優勝候補に勝った場合などにも用いられていたようです。

「下手から下手に代わっただけ」
9回にセカンドの守備固めで糸原選手から植田選手に代わった時、解説の権藤さんが「下手から下手に代わっただけ」と言ったことが注目されました。ちなみにこの2020年の阪神のチームエラー数は12球団でもっとも多い85個（120試合）でした。

▼Twitterでよく使われているネット用語が面白い♪

＼横浜優勝／は横浜DeNAベイスターズが勝利した時のツイートでよく見られます。実際に優勝してなくてもトレンドにあがってくることがしばしばあります…。

「とらほー」は「阪神タイガースわんだほー」または「阪神タイガースヤッホー！」を略した言葉としてTwitterでよく用いられています。
「うさほー」「すわほー」などアレンジも自在です。

▼あれってそういう意味だったんだ…な言葉

「スペ体質」とは1983年にアメリカで発売されたアドベンチャーゲームで、主人公が些細なダメージですぐに死んでしまうことに由来しています。
才能があるのに、怪我に泣かされて通算成績がふるわない選手などによく使われるようです。

「ポジる」とは野球の話題としては根拠が無かったとしても無駄にポジティブになることです。
弱小球団でもオープン戦だけはポジらせて欲しいものです。