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キニナル記

その時気になったものを完全主観で綴ります。

復帰戦でまたも死球…悔し涙の藤浪晋太郎にささやかれるイップスの噂

※この記事は、2017年8月16日に作成されたものです。

プロ野球阪神タイガース藤浪晋太郎(ふじなみ しんたろう)投手が制球難から二軍調整していましたが、8月16日の広島戦で一軍復帰。しかしこの試合でも右打者に大荒れの四死球7(デッドボール2)を記録…。藤浪の乱調の原因はイップスなのか、それとも…



阪神の将来を期待される藤浪晋太郎が一軍復帰マウンドでまたも四死球を連発…











約2カ月半ぶりの先発となった藤浪は、初回に一死満塁から、5番松山に左翼フェンス直撃の先制適時打を許した。2回は先頭の8番石原を打ち取ったが、続く9番大瀬良への3球目がすっぽ抜け。このボールが大瀬良の左ひじ付近を直撃した。

出典 阪神・藤浪、相手先発の大瀬良に死球 4回は菊池に2つ目、復帰登板で大荒れ (ベースボールキング) - Yahoo!ニュース





大瀬良は一旦ベンチへ下がり治療を受けたものの、大事には至らず戦列へ復帰。ベンチから一塁へ向かう際は捕手・梅野のお尻付近をポンと叩くなど、阪神バッテリーへの気遣いを見せた。

出典 阪神・藤浪、相手先発の大瀬良に死球 4回は菊池に2つ目、復帰登板で大荒れ (ベースボールキング) - Yahoo!ニュース











阪神藤浪晋太郎投手(23)が4回2死から、この日2つ目となる死球を菊池に与えると、両軍ベンチから選手、コーチらが飛び出して騒然となった。

出典 阪神vs広島が一触即発!藤浪が菊池に死球で騒然 - 野球 : 日刊スポーツ





藤浪は0-3の5回も2四球などで二死満塁のピンチを作り、打席に大瀬良を迎えたところで降板。ここは2番手・岩崎が凌ぎ、藤浪の最終成績は5回途中3失点。しかしその内容は、107球を投げ7安打7四死球(2死球)と大荒れだった。

出典 阪神・藤浪、相手先発の大瀬良に死球 4回は菊池に2つ目、復帰登板で大荒れ (ベースボールキング) - Yahoo!ニュース

最速159キロを計測するなど、ボールにも力強さが戻っていたが…





「人生を左右する。それぐらいの目で見たい」と送り出した金本監督もベンチで終始厳しい表情だった。

出典 阪神藤浪5回途中3失点7四死球、制球力改善されず - 野球 : 日刊スポーツ





試合後、藤浪は報道陣に「きょうはすみません」と厳しい表情を崩さず球場を後にした。球団広報を通じて「チームにも死球を当ててしまった選手に対しても、申し訳ない投球でした」とコメントを託すのが精一杯だった。

出典 阪神・藤浪「申し訳ない」 復帰戦7四死球…異例“タオル投入”降板 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 


藤浪晋太郎のデッドボールのシーン…かなり深刻な様子です









▼ネットでささやかれる藤浪限界説…イップスが原因では?との声も







































▼藤浪の制球が定まらないのはイップス?それとも…





「少年野球から今までストライクをとるという当たり前に出来たことが出来ない」

「メンタルどうこうよりフォーム的におかしくなったところを自分で治せない」

 藤浪自身が現状をこう語っている。

出典 エースとして歩み続けた阪神・藤浪晋太郎の乱調 「イップス説」の指摘も - ライブドアニュース



・原因は危険球のトラウマか、右肩への不安か…











ある関係者は“イップス説”を指摘する。イップスとは精神的な障害などで自分の思い通りの動きが出来なくなる運動障害のこと。つまり、前述した畠山への頭部死球などのショックが尾を引いて本来の投球が出来ないということだ。

出典 エースとして歩み続けた阪神・藤浪晋太郎の乱調 「イップス説」の指摘も - ライブドアニュース





他にも2015年は最多奪三振のタイトルを取るなど14勝7敗の好成績を収めたがシーズン終盤に右肩の違和感を訴えている。この影響もあり昨季は初めて7勝止まりに終わった。

出典 エースとして歩み続けた阪神・藤浪晋太郎の乱調 「イップス説」の指摘も - ライブドアニュース



・オフのトレーニングでの出力アップに藤浪自身が追いついてない?



オフはダルビッシュ有とのトレーニングも話題になったが、徹底した筋トレ、食事管理で体重増に取り組み、昨年12月末の時点で97キロと告白していた。現在の体重は不明だが、体の厚みは間違いなく昨年よりも増している。

出典 なぜ藤浪晋太郎のボールは荒れるのか?暴れるメカニズムを分析|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva





体のパワーが増せば、上半身と下半身の回転運動の速度も、さらに腕の振りの速度も上がりやすくなる。そうなると遠心力が大きくなり、リリース時に腕が体から離れやすくなることも考えられる。

出典 なぜ藤浪晋太郎のボールは荒れるのか?暴れるメカニズムを分析|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

加えてWBCに参加したことによる調整不足もささやかれている(実践登板は1試合のみだった)。

 


▼球界の職業病? イップスに悩む選手は多い



2月の春季キャンプ中だった。ブルペンイップスは発症した。巨人軍の正捕手となった慎之助は、その時、先輩投手の球を受けていた。「何球目だったかなあ」。返球するために腕を振り、球を放した瞬間、マウンド上の左腕は三塁側に体勢を崩し、ボールから目をそらした。

出典 【巨人】阿部慎之助はイップスだった…担当記者が秘話明かす - BIGLOBEニュース





「危ない! 当たる!」
 運良くも、ぎりぎり顔の横を通過した。ドスン! すぐ後ろの壁に直撃した。「当たらなくて良かったんだけど、でも、壁に当たった光景、音とかがトラウマになっちゃったんだ…」
 ボールを投げるのが怖くなった。腕を振る途中に、体が拒否反応を示すようになった。

出典 【巨人】阿部慎之助はイップスだった…担当記者が秘話明かす - BIGLOBEニュース

イップスを認め、10年がかりで克服した阿部慎之助




イチローも高2の春にイップスだったと告白している

2016年3月のテレビインタビューにて



僕らの時代はまだ1年生、僕らがゴミで、2年生が人間。3年生が神様っていう位置付けなので。ゴミが神様に投げるわけですから、それは大変なもん。それでイップスに。

出典 イチロー、高校時代のイップスを告白「テレビでは言ったことない」 - ライブドアニュース





一番の僕の野球人生のスランプでしたね。だって投げられない。一番自信があったものですからね。投げることって、その当時。それでもプロ入って治ったのは97年くらい。日本一になった時、僕まだイップスでしたから。

出典 イチロー、高校時代のイップスを告白「テレビでは言ったことない」 - ライブドアニュース





イメージないですかね。でも支えになってますけどね、あの2年半は。あんなしんどいことないですよ。やっぱ、しんどい思いはどっかでしておくべきですよ。早い段階で。

出典 イチロー、高校時代のイップスを告白「テレビでは言ったことない」 - ライブドアニュース



▼同じ阪神タイガースだった一二三慎太イップスの苦しみを告白




阪神タイガースで投手・野手だった一二三慎太

現在は独立リーグに所属



一二三にとって、イップスは身近ながらも他人事という存在だった。高校入学当初、キャッチボールのパートナーを務めた先輩はイップスの気(け)があり、一二三は「ゴールキーパーのつもりで止めていました」と振り返る。そして同期にも打撃投手をしていて、ストライクがまったく入らなくなる選手がいた。

出典 【イップスの深層】 150キロ右腕・一二三慎太が失った投球フォーム|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva





「最初は自分も理解できなかったので『何してんねん』と思っていました。L字ネット(打撃投手用の防球ネット)にボールが当たって、その跳ね返りが本人に当たる……みたいなシーンも見たことがあって。でも、いざ自分がイップスになってみると、気持ちがわかりました」

出典 【イップスの深層】 150キロ右腕・一二三慎太が失った投球フォーム|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva




右肩痛の不安によりイップスになった一二三の迷走が始まる



「僕自身は普通に投げているつもりなんですけど、ここ(指先)が言うことを聞かなくて大変でした」

 たった1球だけなら、練習中の笑い話になっただろう。しかし、一二三の投げるボールは何度も指に引っかかり、見当違いの方向に飛んでいく。右肩痛に端を発して投球フォームを見失い、イップスを発症した一二三は、しばらく実戦マウンドから離れることになった。

出典 【イップスの深層】サイドスロー転向の一二三慎太が見せた甲子園の奇跡|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva





「僕、デッドボールっていうのは何もないんです。そういう問題じゃなくて、もう『自分』なんです。肩が痛くないように、かつ全力で放れる。そこを探しているだけなんで。自分のなかで考え過ぎて、『もうわからん』となってしまったんです」

出典 【イップスの深層】サイドスロー転向の一二三慎太が見せた甲子園の奇跡|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva



▼大荒れの藤浪晋太郎は二軍落ちした後もコントロールが定まらなかった



2回は不運な当たりの内野安打2本に自身の犠打悪送球が絡んで2死満塁のピンチを招き、3番遠藤に押し出し四球、4番野本に押し出し死球、5番井領には押し出し四球で3失点。5回は無死二塁から適時打を浴び、なおも無死一塁で9番石垣への144キロ直球がすっぽ抜けて頭部死球に。これが危険球となり、マウンドを下りた。

出典 阪神藤浪ファームで大荒れ、7失点&危険球退場 - 野球 : 日刊スポーツ

7月2日、ウエスタン・リーグ中日戦





金本監督はファームで実戦登板を重ねる右腕に対し「そこを払しょくしてもらわないと」と右打者への投球を課題に挙げていた。ミニキャンプでフォーム修正した後、ウエスタンではその課題を克服していた。

出典 藤浪晋太郎に異例のシーン 金本知憲監督が「タオル投入」 - ライブドアニュース