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キニナル記

その時気になったものを完全主観で綴ります。

映画「るろうに剣心」を見て気になること

金曜ロードショーで3週連続るろうに剣心祭り開催

人気漫画「るろうに剣心」の映画実写版3部作がテレビで一挙放送。

海外でも人気のある作品だけにキャストに注目が集まりましたが、配役も見事!

 

 

 

実写版るろうに剣心の主なキャスト

緋村剣心(ひむら けんしん):佐藤健

神谷薫(かみや かおる):武井咲

斎藤一(さいとう はじめ):江口洋介

鵜堂刃衛(うどう じんえ):吉川晃司

武田観柳(たけだ かんりゅう):香川照之

戌亥番神(いぬい ばんじん):須藤元気

四乃森蒼紫(しのもり あおし):伊勢谷友介

志々雄真実(ししお まこと):藤原竜也

瀬田宗次郎(せた そうじろう):神木隆之介

比古清十郎(ひこ せいじゅうろう):福山雅治

 

時代背景は?

幕末の騒乱から明治維新にかけてが「人斬り抜刀斎」として暗躍した期間。

明治に入って時代が人斬りを必要としなくなったこともあり、「不殺(ころさず)」を誓い贖罪と新たな時代での生き方を模索する。

 

相楽佐之助がかつて赤報隊隊長の相楽総三を師事していたり、新撰組斎藤一が登場するなど史実を絡めたストーリーになっていることもあり、日本史ファンも取り込んで人気となった。

 

新撰組との激闘が作中でも描かれる

長州藩に属していた人斬り抜刀斎のライバルとして新撰組が度々登場。

一番隊組長沖田総司

二番隊組長永倉新八

三番隊組長斎藤一

「文句なしでこの3人は強かった」と剣心は作中でも発言している。

実在の人物である斎藤一

 作中のメインメンバーでありながら実在の人物である斎藤一

もちろん「牙突」は創作ですが(笑)、藤田五郎・山口二郎といった変名や維新後は警視庁で活躍したのは事実です。

天寿を全うしているだけに斎藤だけは強敵と闘っても安心でしたね。

 

明治維新を別視点で見る面白さ

教科書では革命によって日本が欧米列強に負けない富国強兵への道を歩んだと肯定的に描かれますが、その影で佐賀の乱西南戦争といった不平士族の反乱もありました。

そんな不安定な時代を映す志士雄の暗躍。

そして、混乱した時代の哀しみを象徴する縁の復讐など当時にあったであろう微妙な空気感も描写している。

 

「勝った方が正しいというのは、志士雄が正しいと言っているのと同じ」

 

作中でも剣心が言っているように、力が全てという価値観を否定しています。

 

 

結論

漫画をきっかけに歴史を学ぶ。

歴史から先人の生き方から人生の教訓を得る。

 

インバウンドなどで外国人が多く訪日する中で、日本人として知っていなければならないものをこうしたものをきっかけに考えていくと楽しいかもしれませんね。

 

ただ、正直ストーリー展開が早すぎ・・・

漫画で読んだ方がより面白いと思いました。

るろうに剣心全28巻 完結セット (ジャンプ・コミックス)

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