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キニナル記

その時気になったものを完全主観で綴ります。

えっ?コスパ良すぎ…阪神タイガースの2021年度の契約更改まとめ

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プロ野球阪神タイガースが2021年度の契約更改が様々に報じられています。
自己新の数字を出した選手、期待に応えられず大幅ダウンとなった選手。
その悲喜こもごもをサクッと見れるようにまとめてみました。
※金額は全て報道された推定のものです。

 


▼2017年以来の2位ではあるものの…

開幕3連敗を含むで2勝10敗でスタートした2020年の阪神タイガース

このままじゃ100敗ペース…

という暗鬱たるムードを振り払って10勝2敗で勝率5割に戻すなど、強いのか弱いのか分からないシーズンでした(汗)

2位ではあるものの首位をほぼ走っていた巨人に対し、最後まで肉薄できず7.5ゲーム差でした。

コロナ禍の調整の難しさ…
ベテランが次々に引退・退団していく中、来季を期待された選手たちが契約更改に臨んでいました。

この難しいシーズンの評価はどうなったのでしょうか…

▼コロナ禍の厳しい現実も…阪神タイガースの選手たちの契約更改


西勇輝選手 2億円プラス出来高(4年契約の2年目が終了)
21試合登板11勝5敗 防御率2.26 QS率80.95%はセ・リーグ1位
ほとんど試合を壊さず安定した投球を見せていました。
巨人の菅野智之選手が4.5億円、中日の大野雄大選手が2021年度に3億円×3年契約を結んでいます。
インセンティブの内容は不明ですが、この成績で2億円はコスパ良すぎじゃないでしょうか?


○長坂拳弥選手 750万円(現状維持)
○齋藤友貴哉選手 850万円(100万円減)
○片山雄哉選手 420万円(現状維持)
○尾仲祐哉選手 850万円(100万円減)
○石井将希選手 420万円(現状維持)
○川原陸選手 460万円(20万円減)
○西純矢選手 1200万円(現状維持)
○井上広大選手 720万円(現状維持)
○及川雅貴選手 600万円(現状維持)
○遠藤成選手 500万円(現状維持)
○小野寺暖選手 300万円(現状維持)
○奥山皓太選手 300万円(現状維持)

2軍暮らしがほとんどだった各選手。
高卒新人組が成長を見せる中、斎藤選手や川原選手らもフェニックスリーグで光るものを見せてくれました。


桑原謙太朗選手 2400万円(およそ45%となる2100万円減)
○俊介選手 1600万円(50%となる1600万円減)
○荒木郁也選手 800万円(50万円減)
○伊藤和雄選手 800万円(50万円増)
○谷川昌希選手 950万円(50万円増)
○板山祐太郎選手 800万円(50万円減)
○浜地真澄選手 700万円(150万円減)
○湯浅京己選手 450万円(30万円減)
藤田健斗選手 500万円(現状維持)

桑原選手や俊介選手といったベテランには厳しい契約更改に。
中堅選手は出場試合を増やすべく各自の課題に取り組んでいます。
藤田選手は現在有鉤骨骨折、湯浅選手は腰痛からの復帰を目指す。


○守屋功輝選手 1750万円(およそ25%となる550万円減)
怪我の影響で3試合出場 防御率11.2からの巻き返しを誓っていました。

○小林慶祐選手 1300万円(100万円減)
8月下旬にオリックスからトレードで加入もコロナ禍により2試合のみの登板でした。

○小野泰己選手 1700万円(500万円減)
プロ入り初の一軍登板なし。フェニックスリーグでの好投を来季につなげたい。

○熊谷敬宥選手 1000万円(100万円増)
38試合出場16打数5安打 打率3割1分3厘 守備練習に精力的に取り組んでいます。

○島田海吏選手 900万円(100万円増)
プロ入り初盗塁を記録するなど走塁に注目が集まっています。

○望月惇志選手 1150万円(現状維持)
16試合登板で防御率5.21 現在は変化球の制度向上を目指しています。

小川一平選手 950万円(250万円増)
ドラフト6位で開幕一軍スタート。21試合登板 防御率4.71 コントロールに課題を感じているようです。

○小幡竜平選手 1100万円(380万円増)
54試合出場 打率2割2分 7打点 3盗塁 まだまだ課題は多いものの、ファンの期待を集めています。

※全て一軍での成績です。

 


▼ベテランには厳しい更改…そしてあの選手が育成契約に

○馬場皐輔選手 2100万円(700万円増)
32試合登板 2勝1敗 防御率2.08 序盤の中継ぎ陣が苦しい時に頭角を現しました。

○高橋遥人選手 2900万円(700万円増)
12試合登板 5勝4敗 防御率2.49 巨人戦で3勝3敗。肩の筋力強化で規定投球回数を来季は意識しているそうです。

○陽川尚将選手 2400万円(500万円増)
71試合出場 打率.247 8本塁打 24打点 キャリアハイの成績ではあるものの、危機感を持ってレギュラー獲得を目指しています。

○牧丈一郎選手 450万円(現状維持)
○藤谷洸介選手 630万円(現状維持)
2人とも育成契約からの支配下入りを目指しています。

○島本浩也選手 2800万円(900万円減)
○才木浩人選手 980万円(320万円減)
2人ともトミー・ジョン手術を受けることから育成契約に切り替えました。


岩田稔選手 1860万円(1940万円減)
5試合登板 1勝2敗 防御率6.35 「1型糖尿病研究基金」に1勝分の10万円を寄付していました。

中田賢一選手 1750万円(1750万円減)
3試合登板 0勝2敗 防御率7.59 ソフトバンクから移籍1年目ですが、「来季は先発・中継ぎこだわらずやっていきたい」とコメント。

糸井嘉男選手 1億8500万円(2億1500万円減)
86試合出場 打率2割6分8厘 2本塁打 28打点 4年契約が終了し新たに単年契約。右膝痛もありましたが40歳となる来季への覚悟をにじませていました。

▼信賞必罰…大山悠輔選手が球団の”顔”に


○髙山俊選手 3000万円(600万円減)
42試合出場 打率1割5分2厘 3打点 不本気なシーズン。来季は少ないチャンスを活かせるバッティングが期待されています。

○植田海選手 1650万円(50万円増)
74試合出場 打率1割5分3厘 3打点 スタメン出場を増やしたものの、バッティングでのアピールを促されていました。

○大山悠輔選手 1億円(5300万円増)
116試合出場 打率2割8分8厘 28本塁打 85打点 自己最高を大幅に更新する活躍で不動の4番をアピールしました。

北條史也選手 2200万円(600万円減)
40試合出場 打率1割9分2厘 2本塁打 7打点 エラーも目立つなど二遊間争いから一歩後退した印象ですが、背番号も26に変更して捲土重来を期待です。


○中谷将大選手 2500万円(500万円減)
70試合出場 打率2割1分5厘 2本塁打 26打点
出場当初は良かった打撃も徐々に低下。結婚も発表され、来季に向けて気合が入っています。

○江越大賀選手 1300万円(100万円減)
守備では貢献したものの13打席でプロ入り初の無安打。

○坂本誠志郎選手 1500万円(100万円増)
38試合出場 打率2割1分3厘 梅野捕手が怪我で離脱している時に存在感を発揮しましたが、打撃の課題に取り組んでいます。


○近本光司選手 7500万円(3000万円増)
120試合全試合出場 打率2割9分3厘 9本塁打 45打点 31盗塁で2年連続の盗塁王に輝きましたが、来季への更なる飛躍を誓いました。

○木浪聖也選手 3000万円(800万円増)
92試合出場 打率2割4分9厘 3本塁打 25打点。遊撃手として一定の結果を残していますが、レギュラー確約とまではいかないことを自覚していました。

○加治屋蓮選手 2000万円(支配下契約)
鈴木翔太選手 500万円(育成契約)
2020年のオフに新加入した両投手の入団会見も行われました。


○青柳晃洋選手 5000万円(2000万円増)
21試合登板 7勝9敗 防御率3.36
2年連続規定投球回数クリア、QS率も高く、対左打者の被打率の更なる向上で悲願の2桁勝利に近づきたい。

藤浪晋太郎選手 6000万円(300万円減)
中継ぎ含む24試合に登板し、1勝6敗 防御率4.01
制球難からの復活の予感は感じさせ、来季は飛躍を誓っていました。


原口文仁選手 2800万円(現状維持)
48試合出場 打率2割7分8厘 3本塁打 19打点。代打としての出場が多い中、来季は100試合出場を目標に掲げていました。

○岩崎優選手 9500万円(1500万円増)
41試合登板 5勝2敗 防御率1.82
初セーブを挙げるなど活躍が続いており、来季はストッパーへの意欲も語っています。


○岩貞祐太選手 4700万円(1500万円増)
先発・救援で38試合登板 7勝3敗 防御率3.30 来季は投手キャプテンとして中継ぎでフル回転を誓った。

○糸原健斗選手 5500万円(500万円減)
63試合出場 打率2割9分4厘 3本塁打 20打点。
有鉤骨骨折やコロナ離脱の苦難だった今シーズン。来季は泥臭くやる!とコメントしていました。



秋山拓巳選手 5100万円(1900万円増)
18試合登板 11勝3敗 防御率2.89
丁寧にコーナーを突く投球で安定感抜群でした。
○梅野隆太郎選手 1億1000万円(1000万円増)
98試合出場 打率2割6分2厘 7本塁打 29打点
前半好調でしたが、後半に怪我もあり失速。来季中に取得するFA権を意識した契約更改での発言もありました。

 


外国人選手たちの契約についてはこちら
○ジェリー・サンズ選手 150万ドル
○ジェフリー・マルテ選手 65万ドル
ジョン・エドワーズ選手 70万ドル
○ジョー・ガンケル選手 75万ドル
チェン・ウェイン選手 200万ドル(およそ2億700万円)
○ラウル・アルカンタラ選手 200万ドル(およそ2億700万円)
○ロベルト・スアレス選手 250万ドル(およそ2億6250万円)
○メル・ロハスジュニア選手 250万ドル(およそ2億6250万円)

引退や退団したベテランたちの年俸分をうまく組み直して、これだけ外国人補強が完成。
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