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キニナル記

その時気になったものを完全主観で綴ります。

プライオボールとは?阪神・藤浪晋太郎が参加した「ドライブラインベースボール」のトレーニングが凄い…

▼ここ4年間2桁勝利から離れている藤浪晋太郎投手

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大阪桐蔭高等学校春夏連覇の原動力として活躍し、阪神タイガースからドラフト1位指名された藤浪晋太郎投手。

2013年から3年間で3年連続2桁勝利をあげるなど順調に見えたプロ生活。

しかし2016年から成績は下降線を辿り、2019年は遂に未勝利に終わってします。

制球難となった精神的な「イップス」や、肉体改造による感覚のズレなどが噂されており、本来のピッチングが取り戻せないでいる。

2019年の秋季キャンプで元中日ドラゴンズ山本昌さんから投球術を学ぶなど不振克服に向けて藤浪晋太郎投手がチャレンジしています。

 

 

 

そんな藤浪晋太郎投手が2019年12月9日から12月13日に参加した「ドライブラインベースボール」の投球解析の様子をまとめました。 

 

 

目次

 

 

藤浪晋太郎投手とドライブラインベースボールとの出会い

きっかけはトレーニングを一緒に行うなど親交のあるメジャーリーガー・ダルビッシュ有投手からの情報。

ダルビッシュ有投手が2019年シーズン中に欠かさずやっていたルーティンの中に、こんなものがありました。

 

ちなみにメジャーリーグの公式球は約142g

その効果や目的についてこんな記事が出ていました。

練習ではメディシンボールを投げたり、代理人が同じで理論派でも知られるトレバー・バウアーとのやりとりから「ドライブライン」(※選手ごとに適切なフォームを身に付けることを目的に、トレーナーや動作分析のプロが常駐するトレーニング施設)で行われている、複数の重さのあるボールを投げるトレーニングなどもしていた。

引用:https://real-sports.jp/page/articles/303187759219082075

 

その「ドライブライン」のプライオボールがこちら↓ 

 

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そしてダルビッシュ投手が気にかけていた藤浪晋太郎投手にこうした「脳トレ」があると伝えて取り入れたようです。

「もともとダルビッシュさんと自主トレさせてもらった時に、ダルビッシュさんがちょっと重たいボールとかを使ってトレーニングをされていて、知っていて」。今年の初めに「これ面白いから使ってみたら?」とドライブラインで使うボールを送られ、シーズン中に取り組んでいたという。この日は、重さや大きさが違う13種類のボールで実施するトレーニングを試した。

引用:藤浪がドライブライントレ、きっかけはダルビッシュ - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

重さや大きさが分からないままランダムで交互に投げ続けることで、ダルビッシュいわく「ボールにアジャストする。脳みそとか神経系を鍛える感じ」という道具。適切なフォームが身につき、制球力向上にも役立つとされる特殊なボールは、藤浪に「すごく合った」という。

引用:

 

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▼「ドライブラインベースボール」ってどんなことしてるの?

ドライブラインベースボールとは?

メジャーリーグで活躍するトレバー・バウアー投手がダルビッシュ有投手に勧めたようです。

実は2人は親交がある。ダルビッシュはトレーニングやウオームアップ時に活用するプライオボールについてバウアーからテキストメッセージでアドバイスをもらっているのだ。

引用:レッズ・バウアーが尊敬するダルビッシュにお願い|au Webポータルスポーツニュース

 

シアトルにあるデータ分析を駆使した最先端野球トレーニング施設。ハイスピードカメラ、ボールの軌道やスピード計測器などを使って選手のトレーニングを記録し、データに基づき能力アップを図る独自のプログラムを持つ。有名なのは通常の野球ボールよりも重い「ウェイテッドボール」を投げるトレーニング法で、球速アップが見込める。

引用:藤浪がドライブライントレ、きっかけはダルビッシュ - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

福岡ソフトバンクホークスが秋季キャンプで招いたり、埼玉西武ライオンズ千葉ロッテマリーンズも若手を派遣している。

中日ドラゴンズの選手だらけの中に飛び込んだ藤浪投手

元々中日ドラゴンズの藤嶋健人投手が個人契約していた名古屋市のスポーツジム「BCプロジェクト」が主催した「ドライブライン・ベースボール」のセミナーを通じて同社のプログラムに参加。

チームメイトの大藏章人投手、又吉克樹投手、山本拓実投手、笠原祥太郎投手が参加。それを聞きつけた藤浪晋太郎投手が飛び入りで参加したそうです。

今回、関係者を通じて参加者を募っていることを聞き「以前からドライブラインのことは知っていて、興味があったので」と自費で45万円を払って志願の入門。

「自分で手を挙げて行かせてもらうことになりました。まだ、自分に合うのかは分からないですけど、勉強にもなると思いますし、プラスにできれば」 

引用:阪神 藤浪「自分で手を挙げた」12月、沖縄でドライブライン“入門”― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

 

 

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▼ドライブラインベースボールのトレーニングとは?

2019年12月9日から13日の5日間で1人約50万円支払ったトレーニング。

初日は座学や体力測定、2日目は選手それぞれの投球動作の解析、バイオメカニクスアナリシス的な分析を元に3日目以降はその結果を元にしたトレーニングに取り組んだ。

 

投球動作の解析はモーションキャプチャーによる細かな解析。黒いマーカーが全身やグラブやスパイクまで48個貼られ、更に10個のセンサーに囲まれて行われた。リリースポイントや球の回転数を調べている。

 

重さの異なる13種類のプライオボールを使った練習法も学んでいる。

藤浪晋太郎投手はオフシーズンにもかかわらず、2日目の投球練習の際に95マイル(約152キロ)を計測して驚かせた。

 

 ※又吉投手は私用のため、11日までの参加だったようです。

 

▼ドライブラインのトレーニングが無事終了、得たものを活かすのはこれから

 

 

 

 

 

 

【追記】

2020年シーズンから阪神タイガースでプレーする中田賢一投手もドライブラインベースボールのトレーニングをしていました。

「(始めたのは)2年前から。重たいボールはパワー系のボールを投げられる。軽いボールは普通のボールより速いスピードで投げられる」と説明。

「今、自分が投げているボールより速いボールが投げられる。その意識を体にたたき込む。普段のボールでもそのスピードで投げられるようにしている」。貪欲にスピードにこだわる。  

引用:阪神中田が超速始動や「内情見ようと」初日プルペン - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

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